Calendar
Profile
HN
木公 日月
Age
食べごろ(をダイブ過ぎた枯れ物)
BloodType
M
↓連絡用アドレス↓
alive0pq0corpse⑨gmail.com ⑨→@でお願いします。 New
(04/23)
(04/21)
(04/19)
(04/17)
(04/16) Comment
Category
Link(創作物ほか)
Search
| 2017.10.21 Sat 10:21:00
カーボンニュートラルという言葉があります。 カーボンというと炭素ですが、要は二酸化炭素の排出量と吸収(光合成や微生物の炭素固定など)量がバランスしている状態を指したある種の理想形ですが、環境関連の用語としては売買可能(カーボンクレジット)な指標の一つになってるので真の意味でバランスしている国はわずかでしょう。要はバカバカ排出してても金でその分を補うだけ買えばニュートラルになれる? そもそもカーボンニュートラルと認められている国自体少ないですが。何年後までにニュートラルを目指すとしている国ですら数えるほど。 で、このカーボンニュートラルという言葉に引っ付いて現れた言葉にカーボンネガティブという言葉があります。 また負の要素をはらんでそうな名前ですな。と思った日本人がいたのか知りませんが、日本人にはこの言葉が悪印象とともに伝わっています。 現実は・・・実はこの言葉、カーボンニュートラルを超えてすばらしい状態を指すための言葉です。そのために必要となる努力は果てしないものがありそうですが。 排出されて大気に出ていく二酸化炭素量よりも吸収されて大気からいなくなる二酸化炭素量のほうが多い状態を指したちょっと何言ってるかわからないレベルですごい状態を指しています。少なくとも英語の方の定義を見るとそうなってる。 排出量がネガティブ(負の値)=吸収量が排出量を上回るということです。 日本ではwikipediaが元凶か知りませんがニュートラルより悪い状態として書いてあることが多い。なんてこったい。カーボンネガティブを目指しますと言ったら日本では馬鹿にされそうですね。カーボンネガティブを目指すといった国を馬鹿にする日本とそんな日本を馬鹿にする各国。痛たたたた。 どうも最初にカーボンポジティブという英語をなぜかカーボンマイナスとして言い始めた日本人がいて、後に言葉のイメージからカーボンネガティブ=カーボンマイナスだろうと思われたが、カーボンマイナスの意味はしっかり元のカーボンポジティブの意味で定着していたせいで、カーボンネガティブ=カーボンマイナス=悪い(排出量のほうが多い)意味というとらえ方をしてしまったんでしょうかね。 別にこの業界で仕事してるわけでもないので横文字使うなら意味くらい調べろやとかっていうことを言うつもりもないです。好きに使って好きに成功/失敗すればいい。 信じるも信じないもあなた次第。この記事の言い分を丸っと信じろとは言いませんが、これをきっかけに自分でその差について調べてみてはどうでしょう。 PR Comments
|